2011年04月09日

RAIDとは

=このブログでは、RAID5復旧のためのメモや備忘録など基本的事項も含め記載しています=

RAIDとは、安い複数のHDDを使って冗長性(※)を確保した仕組みのことです。
※通常、システムは一部に障害が起きても、システム全体の機能を維持できるように予備装置を平常時からバックアップとして配置し運用しておきます。これにより確保できる安全性を冗長性といいます。

システム障害が起きたときにバックアップに切り替え、稼働をストップさせないようにするというわけです。企業などのシステムが障害で本来のパフォーマンスを発揮しないと、人命や資産を損失したり、企業活動に大打撃を受けるので冗長性設計が必須となっています。

必須といってもコストは抑えたいということでRAIDというわけです。


また、RAIDは、容量の小さな安いHDDをまとめることで大きなHDDとすることができます。
今となっては容量の大きなHDDも価格低減していますが、昔のまだ高かったころは重宝されました。
当時の容量の小さい安価なHDDを上手に活用する為に考え出された仕組みです。

実は、RAIDという言葉が誕生したのは1988年です。
カリフォルニア大学バークレー校のDavid A.Patterson氏、Garth Gibson氏、Randy Katz氏の共同論文「A Case for Redundant Arrays of Inexpensive Disks(略してRAID)」の中で出てきました。

この論文の内容は、安価で低容量、価格相応の信頼性のハードディスクドライブを用いて、大容量で信頼性の高いストレージを構築する手法です。


以上をまとめますと、RAIDとは「安いHDDを複数組み合わせて、冗長性と容量増大を実現する仕組み」ということです
posted by raid5復旧 at 16:27| RAID5復旧のための基礎知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月08日

RAIDのメリット「冗長性」

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RAIDのメリット、デメリットはRAIDの種類(RAIDレベル)によって各々異なります。
RAIDレベルに関しては、後で言及するとして、ここでは一般的なメリットを見ていきましょう。

メリットは3つあります。
RAIDの定義「RAIDとは?」でも触れましたが、メリットの1つめは「冗長性」です。

冗長性とは前にも説明したとおり、予備装置を平常時から付けておき、障害が発生したときに切り替える仕組みです。
障害が起きなければ余分な物ですが、それを付けておくことで障害時にシステム全体を壊れにくくするのです。

いくつかのHDDをまとめてRAIDを組んでいますので、1つのHDDが壊れたり、トラブルが発生しても他のHDDに同じ内容が入っていますのでシステムの稼働に影響はないわけです。
例えば、3つのHDDでRAIDを組んでいるとすれば、その中の1つのHDDにトラブルが生じても、
同じ内容が入っているHDDがまだ2つ残っているので安心というわけです。
トラブルが生じたHDDは切り替えている間に復旧、取り替えればRAIDが再構築できます。

例として、RAIDを組まずにHDD1台のサーバを考えてみます。
日々のデータは毎日夜中にバックアップされています。従って、データを失う心配はなしです。
ある朝、サーバーがトラブルで稼働しなくなったので、保守メンテ会社に修理に来てもらいました。
夕方にはデータ修復・復旧するとのことで安心・・・とはなりません!!!
復旧の夕方までシステムが止まるので使用できません。これでは仕事になりません(>_<)

定期的にバックアップはされていても、故障した時に復旧するまでシステムが止まるのは大事です!
このような時間のロスを防ぐため多くの企業はRAIDを組んでいるのです。(ビジネスにおいて時は金なりですから)
posted by raid5復旧 at 13:13| 3つのメリット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年04月06日

RAIDのメリット「容量の拡大」

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RAIDのメリットの2つめは「容量の拡大」です。

今となってはHDDの価格低減が進んでおり、
テラバイト(TB)クラスの大容量HDDがお手頃価格で購入できますが、数年前までは大容量でも数百ギガバイト(GB)で、しかも結構な値段がしたのも記憶に新しいと思います。
音楽ファイル、ムービーファイルなどを保存するには容量不足だったと思います。

こういう場合にRAIDが重宝されます。
例えば150GBのHDDを4台まとめてRAIDを組むことで、「150GB×4台=600GB」のドライブを作るといったことが可能です。(※実際は「150GB×4台=600GB」という単純計算にはならず、合計よりも少なくなります)
当時の容量の小さい安価なHDDを上手に活用するのにもRAIDは有効でした。


また、容量を拡大した1つのドライブを構築することで運用がシンプルになるという点が付随メリットとして挙げられます。

容量不足を理由に、複数のドライブを別々共有といった状態を作った際に管理が厄介になります。
どのドライブに何のデータが保存されているか理解不能となり、データ分散によりバックアップの作業が複雑・面倒になります。面倒なことは段々しなくなっていきます。従って、バックアップも取られなくなり、各データの必要有無が不明瞭となります。こうなると後の祭りです。

RAIDを組んで1ドライブ化しておけば、ドライブ全体をまとめてバックアップすればいいので、複雑でも面倒でもありません。とても管理が楽です。
posted by raid5復旧 at 11:49| 3つのメリット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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